​​マーケティングだけじゃもったいない! 「営業」がPardotを使って営業チャンスを掴むコツ

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ヴァル研究所 Advent Calendar 2021 8日目の記事です。

みなさま初めまして。株式会社ヴァル研究所の坂井と申します。
営業として乗り換え案内サービス「駅すぱあと」関連製品の販売を担当しています。

当社ではマーケティングオートメーションツール*1としてセールスフォース・ドットコム社の「Pardot」を利用しています。

そのPardotをマーケティング部門だけでなく、営業でも利用して楽に営業活動をしてみませんか? という啓蒙のため今回筆をとりました。

前段

通常、よくある営業プロセスは、

という流れだと思います。

当社も基本的にはその流れで営業活動を行っていますが、営業側でもPardotを使用して過去に失注したユーザーに対してコミュニケーションを取るために活用しています。

ちなみに、Pardotを使わずに失注ユーザーに対して作業を行う場合は通常の業務に加えて

①失注リストに対してメールを送信
②しらみつぶしにリストに対してテレアポ

このような作業を行うことが多いと思います。

特に「② しらみつぶしにリストに対してテレアポ」を行うには、まとまった時間が必要のになるため、どうしても優先順位が下がり、

気づいたら年末進行に突入→紅白を見る→おせち食べる→すべてを忘れる

というドツボに嵌ってしまう可能性があります。

しかし、以下にご説明する方法を行えば、効率よく、そして手軽に失注したユーザーとコミュニケーションが取れるのでおすすめです。

Pardotを活用した失注ユーザーフォローアップ例

やることとしては単純で、失注ユーザーへのフォローアップメールをPardotで配信することです。手順はざっと次の4ステップ。

①失注ユーザーのリストを用意

②メール内容作成
 ※製品のアップデート情報などの製品最新情報がおすすめです。

③ユーザーがメール内のURLをクリックした際に通知する設定をする【ココ重要】

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④URLをクリックしたユーザーに対してテレアポを行う

特に注目いただきたいのは、③の設定部分です。
この設定を行うだけで、メールに興味を持ったユーザーのみを自動で通知してくれるので、ユーザーが情報を求めているホットなタイミングでフォローコールすることができます。

Pardotの設定も複雑ではないので、手軽に効率良く、失注ユーザーに対してコミュニケーションを取ることができます。

「自分…営業なんで…」という理由でPardotを使わないのはもったいないので、ぜひご参考にしていただければ幸いです。

次回予告

明日は製品開発部の武正による「新型コロナウイルス新規感染者数と駅すぱあとアプリの検索数を見てみた」です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

vallaboratory.hatenablog.jp

*1:マーケティングの自動/効率化を行うツールで、顧客情報を分析し、メールなどで適切な情報を配信することでアプローチするものです。