ヴァル研究所 Advent Calendar 2021 19日目の記事です。
こんにちは!採用担当の小泉です。採用以外にも総務・人事関連を幅広く担当しています。
当社のアドベントカレンダーでもリモート関連の記事が多くなっていますが、私はWeb面接について採用担当者目線でお伝えします。
リモートでの採用活動について
2020年3月以降、ヴァル研究所では新型コロナ感染拡大に伴い、Web会議システム(Zoom)を使って面接やインターンシップなどのイベントを行うようになりました。
Web面接での失敗
今でこそWeb面接のメリットをいろいろと感じられています(後述)が、始めた当初はかなりバタつきました。
- うまくアイスブレイクができず、お互いに緊張して微妙な空気感のまま面接が終わってしまう
- どちらかのネットワーク環境が安定せず、カメラOFFにしても音声が途切れ途切れになる
- 履歴書記載の電話に掛けてお話をさせてもらい、結局電話面接になる
- 音声がなんとか聞き取れる場合には気合で乗り切ったことも
- サービス障害で予定していた時間に入室できない
- 別のWeb会議システムに切り替えて事なきを得る
これらの現象は誰が悪いわけでもないのですが、いざ遭遇するとめちゃくちゃ慌ててしまいます。なおありがたいことに、これまでにお叱りを受けたことはありません。皆さんお優しい…。
Web面接で意識していること
2年近くWeb面接を続けてきて、今現在意識していることを挙げます。
- 大げさなくらいリアクションをする
- 話が聞こえていることが伝わるよう、頷きと表情は普段の10割増しを意識する
- おもしろい話には画面からはみ出るくらいずっこける
- 声であいづちを打たない
- マイクが自分に向いてしまって相手の声が聞こえなかったり、相手の話を止めさせてしまうことがあるため
- バーチャル背景に部署名や名前を出しておく
- Zoomの機能でも名前は見られますが、自分自身がどういう部署の人間なのかもぱっと見てわかるようにする
- 自身が会社にいる時はマスク姿になってしまうが、面接の最初だけでも外して顔を見せる
上記の点をベースに、候補者の方がお話ししやすいような雰囲気づくりを心がけています。
Web面接やイベントの事前準備
これまでの経験を踏まえ、面接やイベントでは、以下のような事前準備をするようになりました。
- 自宅では夕方〜夜に無線のネットワークが重くなりがちなので、有線接続に切り替えておく
- 何かあった場合に連絡ができるよう、相手の電話番号・メールアドレスをきちんと控える
- 普段利用しているサービスの代替サービスを調べておく
もちろん採用で多忙な時期にはすべて完璧に準備するのは難しいので、できる限りのことをしておくというイメージです。
リモートでの採用活動のいいところ
ここまで失敗談をお話ししましたが、Web面接には多くのメリットも感じています。
- 資料を画面共有して会社紹介ができる
- 対面だとプロジェクタで投影するまでの手間があった
- 候補者の方から大きく視線を逸らさずに資料確認やメモ取りができる
- マルチディスプレイなら資料も映像も自由に配置できて便利!
- 現職の方だと面接が夜遅い時間になってしまうこともあるが、お互い自宅で対応できる
- 遠方の方とも移動のコストを考えず、気軽に面接を行うことができる
ちなみにご自宅で面接を受けられている方ですと、たまにお子さまや猫ちゃんがカットインしてくれます。
面接官も意外と緊張しているもので、ほっこりして和みます。謝らないでください。むしろぜひお願いします。
最後に
最後までお付き合いいただきありがとうございました。同じようにリモートで採用活動をされている方に少しでも参考になれば幸いです。
この記事は、先日の川中子さんの記事を読んで、採用担当目線でも書きたいな!と思い、書かせてもらいました。
慣れないリモート採用で不安も多かったため、入社してくれたメンバーから良い感想を頂いて、とても嬉しく思っています。
実は川中子さんとは今年の11月に、初めて対面でお話しすることができました。テレビの中の人のような感覚でいましたが、会ってみると印象のギャップはなく、唯一、Zoomではわからない身長の高さに驚きました。リモート勤務は快適ですが、この時はたまには対面でお話しするのもいいなぁと思ったのでした。
なお、ヴァル研究所では採用求人に興味を持っていただいた方を対象に、カジュアル面談を実施しています。正式に応募する前に話を軽く聞いてみたいという方は通年採用ページからご応募ください。
また、新卒の皆さんへ向けて、会社説明会を2022年2月に実施予定です。こちらも新卒採用ページからエントリーをお願いします。
明日は坂井さんの「駅すぱあと検定」に関する記事です!